住宅や店舗、マンションやアパートを所有している人は、外壁が色あせてくると塗装を考えることがあると思います。実は外壁塗装は見た目の問題だけではなく、内部の快適性や建物の資産価値を守るためにも大切です。
このコラムでは、建物の外壁塗装を考えている人に向けて、その必要性や良い業者の選び方をわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
住宅の外壁塗装の目的は?
建物の外壁塗装、見た目の問題だけならそんなに急がなくてもいいか、と思っている方はぜひこの項目を読んでください。
住宅の外壁には防水能力がない?
建物は常に太陽光や雨、風、ホコリなどにさらされています。
実は日本の住宅の外壁に80%以上も使用されている窯業系サイディングボードという素材は、単体では防水機能を持っていません。新築の時は工場から出荷される時点で防水塗装が行われているので問題ないのですが、年数がたって紫外線や風雨を浴びていると、次第に塗装が剥がれてきて防水効果を失っていきます。
塗装の防水効果が薄れると、外壁材自体の劣化が始まり、状態が悪くなると塗装の塗り替えでは済まなくなります。
また、サイディングボードの継ぎ目にあたる目地部分には防水のためのシール施工が行われていますが、この部分も年数とともに劣化しますから、定期的な作業が必要です。
外壁塗装の効果を守るには定期的な塗り替えが必要です!
外壁塗装は、建物の見た目を良くするだけでなく、外壁材を紫外線や湿気などから守る役割を持っています。そのため、定期的な塗り替えを行う必要があります。
その期間は使用されている塗料の種類や、建物がある場所の環境でも異なりますが、6~8年程度に1度は塗装を行うべき、と考えておきましょう。
塗装が必要になっているのに長く放置していると、屋内に水分が浸入してカビやダニが発生しやすい環境になります。また、建物自体の資産価値も大きく低下する可能性もあります。
つまり外壁塗装を行うことは、見た目を美しくするだけでなく、健康や快適な暮らしを守り、資産としての建物を保護するためにも欠かせないことなのです。
外壁塗装の業者はどうやって選んだらいい?
前項で外壁塗装の必要性を説明しましたが、具体的に塗装業者を頼む際にはどんなことに注意したらいいかわからない人が多いと思います。そこでこの項目では、建物の塗装業者の選び方を解説していきましょう。
まず複数の見積もりを取って話をしっかり聞こう
外壁塗装の業者を選ぶには、まず地域の業者を検索するなどして候補を選び、複数の業者に見積もりを取りましょう。
見積もりを比較する時は、単純に価格だけで決めるのは避け、しっかりと内容を確認しましょう。残念なことですが、塗装業者の中にはずさんな作業をする人たちや、悪意はなくても技能が低い人たちもいます。次の項目でそんな業者に騙されないためのチェックポイントを記載します。
実績や資格、関係団体に加盟していることなどをしっかり確認しよう
塗装は専門性が無い人にとって技能の良否が見分けにくい作業です。そのため、複数の回数に分けて行うべき塗装を一回で終わらせたり、高価な塗料と偽って安い塗料を使ったりするような不届きなことをする業者も存在しています。
事前に業者の質を見分けるには以下のような点をチェックしましょう。
- ホームページで経営者や担当者の顔や名前が見える
- 実績を明確に提示している
- 塗装関連の団体への加盟、塗料メーカーの認定などを行っている
- 作業内容を明確に説明してくれる
- 有資格者が複数存在する
また、営業担当者の雰囲気だけは良いものの、実際には内容の説明を明確にしてくれない、といったこともあります。そのため人当たりの良さだけで判断せずに、しっかり内容を確認してください。例えば、使用する塗料や掛かる日数、作業者の人数など何でも積極的に質問してみましょう。質問に対してぼんやりしか答えてくれなかったり、後回しにしてごまかしたりするような業者には注意が必要です。
まとめ
住宅や店舗、マンションやアパートなどの外壁塗装の必要性や、良い塗装業者の選び方についてまとめました。ぜひこの記事を参考にして信頼できる業者を探してください。
株式会社作新建装は、千葉県内に3つの拠点を持ち、建物の屋根や外壁の塗装、リフォーム、エクステリアを専門とする会社です。1995年に開業していますので25年を超える実績があります。
当社は多数の有資格者が在籍するプロフェッショナルの集団です。また、100%自社施工や、問屋の協力による材料費の削減、営業を置かないことで経費を抑えるなどして、お客様の費用負担をできるだけ小さくすることにも努めています。
ホームページには過去の塗装の実績を多数公開していますし、塗装に関連する団体への加入状態や、有名メーカーからの技能認定書なども公開しています。塗装業者をどうやって選んだら良いかわからない、という方は、ぜひ実績や資格などを多数有している作新建装にお任せください!