住宅やマンション、アパートを健全に維持していくには、外壁塗装や防水工事はとても重要です。しかし、依頼する業者を選ぶ際に、基本的な知識が無いのでどうやって決めたらいいかわからないという方も多いでしょう。
そこでこのコラムでは、塗装の工法のひとつである吹付け工法と、防水工事についての基礎知識をわかりやすく解説していきます。
塗装業者を選ぶときに知っておくと便利なので、建物の塗装、防水を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
吹付け工法ってどんなもの?
ここでは外壁塗装の方法のひとつである吹付け工法について解説します。
外壁塗装にはどんな種類がある?
建物の塗装を行う際の方法には、ローラー、吹付け、刷毛(はけ)塗りの3種類があります。以下にこの3種類の違いを簡単に解説しましょう。
・ローラー工法
メリットは風の影響を受けずに施工できること、道具が扱いやすく塗装の仕上がりが熟練度に左右されにくいこと、厚塗りがしやすいなどのメリットがあります。
デメリットは細かい部分の塗装には向かないこと、対象によってローラーのサイズが複数必要になること、吹付けに比べると時間がかかることなどがあります。
・吹付け工法
メリットは作業にかかる時間が早いこと、複雑な模様の塗装もできること、低コストなこと、ローラーより狭い場所でも塗装できることなど多数あります。
デメリットは、塗料が飛散するので養生を行う必要があること、ローラー工法より塗料を3割程度多く使うこと、コンプレッサーの騒音がすること、均一に塗るための熟練度が必要なことなどです。
・刷毛塗り
メリットは細かい場所の塗装や、少量の補修などに向いていることです。
デメリットはムラになりやすいことや、塗装対象に毛が付きやすいこと、広範囲の塗装には向いていないことなどがあります。
吹付け工法が得意な業者は信頼度が高い!
ここまでに解説した2種類の塗装方法は一概にどれが良い、というわけではなく、適切に使い分けることで建物の外壁塗装のレベルが上がると言ってよいでしょう。
ただし、吹付け工法に関して記憶していただきたいのは、「均一に塗るための熟練度が必要」という点です。つまり、吹付け工法を得意としている塗装業者は、選択肢を多く持っていること、技能が高い職人が在籍していることの二つの好条件も持っていることになります。
そのため、相見積もりを取って塗装業者を選ぶ際に、吹付け塗装を得意としているかどうかも条件のひとつと考えることをおすすめします。
防水工事について
この項目では防水工事のことを記述して行きましょう。
そもそも防水工事ってどんなもの?
防水工事はマンションやビルなどの屋上や、一般住宅の屋根やベランダなど、雨の影響を直接受ける部分から屋内に水分が侵入することを防ぐために行う工事です。防水工事にもいろいろな種類がありますので、次の項目で解説しましょう。
防水工事の種類
防水工事で代表的な3種類を紹介しましょう。
・ウレタン防水
複雑な形状に対しても確実性が高く、耐久性もあること、施工性の良さなどから選択されるケースが増えています。また、費用の安さも魅力です。
・ウレタン遮熱コート
ウレタン遮熱コートは、特殊な樹脂素材を使うことによってカーボン汚染を押さえることができますし、遮熱性能を維持できる期間が長い特徴があります。
・FRP防水
FRPはメンテナンス性の良さで人気があります。屋上やベランダなどで広く使われていますが、耐水性だけでなく耐薬品性も高いことからプールにも利用されています。また、温泉地や浴室での使用に耐える防食性もあります。硬度があってキズが付きにくい上に、部分的な補修が可能な点もメリットです。
まとめ
外壁塗装の吹付け工法と、防水工事についてまとめました。吹付け塗装は条件さえよければ施工をスピーディに済ます選択肢として有効です。また、防水工事は住宅のベランダやビル、マンションの屋上などで必須の技術です。
株式会社作新建装は、千葉県内に3か所の拠点を持っている塗装やリフォームなどの専門業者です。1995年の開業以来、一般住宅やマンション、アパート、ビルなどの塗装や防水工事に従事してきました。塗装工事の中では高い技術を要する吹付け塗装も得意としています。
当社は多数の有資格者が在籍しており、技術力や専門性の高さに自信をもっています。また、100%自社施工を行っている点や、仕入れ先から協力を得た材料費の削減、営業経費の削減などを積極的に行なって依頼主様の費用負担をできるだけ少なくすることにも努めています。
吹付け工法を含む建物の外壁塗装や防水工事を依頼する業者をお探しであれば、ぜひ株式会社作新建装にお声掛けください。当社は丁寧な説明、明快な見積もり作成、誠意を持った施工で皆さまのご期待にお応えします。