チョーキング現象が起こった壁は
ほとんど保護されていない裸の状態に近いです。
水を吸わないように塗装をしていたのに(外壁の目的は防水で、
水が壁内に入らないようにし、劣化させないという目的があります)、
塗装が剥がれて外壁は水を吸うようになってしまいます。
水を吸ったまま、日光が当たっても吸われた水分が乾ききらないまま
時間が経過してしまうとカビ、藻、コケの原因になり美観が損なわれます。
さらに、水を吸って乾いての繰り返しで壁自体が動くと、
クラック(ひび割れ)の原因にもなります。
養生する場所や、車はどうなのか、植木や盆栽はどうするのか、
などという話し合いも契約時に必ずしておきましょう。
あとから請求が来ることの無いように、
お互い養生の内容を理解し合っておくことが大切です。
増し打ちは既存のコーキングを撤去せずにそのまま残して、
その上から新しいコーキングを被せて補修する方法です。
増し打ちだと既存コーキングの撤去作業が無い分施工が速くなります。
既存の劣化状況を見て増し打ちか、打替えか決まり、
それにより料金も変わりますので現地調査は必須といえます。
サイディングボードで1番ひび割れが発生してしまうのは、開口部の角部分です。
角部分はどうしても弱くなってしまうので、
建物に負荷がかかった際に力が逃げてしまいひび割れを作ってしまいます。
表面に薄っすら発生しているヘアクラックの場合は、
サイディングの裏側まで貫通していませんので、補修の必要はありません。
また、名刺の厚みが挟まるひびの場合は、
サイディングの裏側まで貫通している恐れがありますので、補修が必要となります。
そして、窯業系サイディングのひび割れには、コーキング充填にて補修を行います。
サイディングの塗替えでは、メーカーのマニュアルに沿って材料を準備、
塗装工程を踏むことで塗料の持つ性能を最大限に発揮させます。
一級塗装技能士による濃厚な3度塗りで肉厚な塗膜をつけ、
耐久性を高めた長持ちする塗装に仕上げます。
作新建装では、初めてのコロニアル屋根の塗装は
下塗りを2回 行っております。
通常、屋根は下塗り・中塗り・上塗りと
3回塗りが基本です。
新築から10~12年経過した屋根は
塗膜の劣化が生じ、表面が荒れている状態だと
塗料の吸収されてしまう量が多いため
下塗り材の効果が半減してしまいます。
作新建装では1度多く塗ることにより、
しっかりとした下地を作ることで本来の
塗料の機能を発揮させることができます。
ご要望があればフェンスや物置も塗装いたします。
●検査写真
●完工
外壁 関西ペイント アレスダイナミックトップ ラジカル制御型
屋根 関西ペイント スーパーシリコンルーフ
付帯部 日本ペイント ファインパーフェクトトップ ラジカル制御型
シーリング ウレタンノンブリード