介護施設やグループホームのリフォームも作新建装にお任せください!
老人ホーム・介護施設が増えています
日本が高齢化社会(人口の7%が65歳以上)になったのはいつごろか知っていますか?
実は1970年に高齢化社会に突入したと言われています。そんなに前から!?と感じられた方も多いのではないでしょうか?
50年以上前から高齢化という社会問題を日本は抱えていたということですね。しかし、問題は高齢化の進み方です。
日本はそこから1994年に高齢社会(人口の14%が65歳以上)となり、更にそこから2007年には超高齢社会(人口の21%が65歳以上)と、どんどん高齢化が進んでいきました。
現在では30%目前の29%にまで高齢者の割合が高くなり、2030年までにはほぼ間違いなく30%を超えると言われています。
高齢者の年齢層も上がっており、65~74歳の人口が約13.5%なのに対して75歳以上の人口は15.5%と、既に65~74歳の割合を上回っています。
超高齢社会が進みそれに伴い要介護者、つまり介護が必要となる方も年々増え続けています。平成の中期辺りまでは子供等の家族が高齢となった親を介護することが一般的な考え方でした。
しかし、近年では親と子が同居する世帯の減少や、女性の社会進出が進んだことにより家庭内で介護に時間を割くことが現実的に難しいといった事情もあり、介護サービスを利用することが一般的な考え方へと変わっていきました。
そうなると今度は介護サービスを提供する場所、つまりグループホームなどの施設が必要になります。現在その需要の増加に施設や職員の数が追い付いていません。
政府や自治体も人材の確保や教育、支援ソフトの導入等様々な取り組みを試して問題の解消を目指しています。
高齢者施設のリフォームもその中の一つで、バリアフリーや老朽化対策はもちろん、感染症対策や消防法令の基準に適合させる事にも力を入れています。
介護施設のリフォームとは?
介護施設も一般的な住宅と同様に経年劣化により改修が必要になります。
他には、歩行や立ち上がる際の補助となる手摺の設置及び改修や、スムーズな開閉が可能な引き戸扉に改修するケース、段差解消や滑りにくい床材への変更等、介護施設ならではのリフォームが挙げられます。
また、明るい照明や見た目でも楽しめる、雰囲気の良い壁紙など入居する方々に気持ちよく過ごしていただける事を考えたリフォームも挙げられます。
介護施設におけるリフォームを考える目安と理由
・建物及び設備
一般的住宅同様建物ですので経年劣化は避けられません。ましてや高齢者や要介護者の方々はそう簡単に住まいを移すこともできないため、そこで暮らす方々のためにもある程度高いレベルの環境を保ち続ける必要があります。
外壁・屋根塗装
塗装や防水などのメンテナンスをきちんすることで雨漏り等の発生を未然に防ぎます。
空調設備の改修
空調設備は室内の温度調整だけでなく、気流の調整や空気の清浄など重要な役割を担っています。特に高齢者の方は体温調節機能が低下しやすく、暑さや寒さが感じにくくなります。空調設備が正常に作動していないと体調不良や重度の熱中症を引き起こすリスクもあるため、改修や整備は必須と言えます。
水まわりの改修
水まわりの中でも特に給湯器に関しては、介護業務の中でも死活問題になりかねません。迅速な対応や定期的なメンテナンスが必要になります。お風呂やキッチンなど毎日の使用頻度を考えると少しでも安全で快適で機能的なものを選ぶことをお勧めします。
お庭や駐車場などの外構工事
生活は室内だけで完結するものではありません。晴れた日には施設の周りを散歩したり、お休みの日には離れた場所にいるご家族と過ごしたりしたいものです。そんな時に歩きにくいお庭だったり、車椅子では外に出にくい作りだったりすると、外に出ようという気持ちも薄れてしまいます。来客用としての駐車場が確保されていないため、入居者のご家族がなかなか来れないなんてこともあるかもしれません。
・入居者の安全とプライバシー
個室の提供
どんな人にもやはり一人になれる空間は必要なものです。プライバシーをしっかりと守れる個室を提供することで精神的な負担も軽減できるとされいています。そこに長く住む以上は心理的な安心感も大事な要因となります。
各部屋の防音
気になるのはなにも視線だけではありません。やはり音に関しても防音がしっかりとしていることに越したことはありません。
災害時の安全性
近年、地震や台風などの自然災害が多発しています。介護施設でも入居者の安全を守るために、耐震性や防災性などの強化が必要です。利用者の方の多くは自力で避難することが難しいため、災害時の安全確保は重要なポイントになります。また、停電や断水などの緊急時に備えて、非常用発電機や貯水タンクなどの設置も検討する必要があります。
リフォームの方針
上記の理由の他にも、介護サービス提供方針の変化や利用者・スタッフの利便性向上など、リフォームにいたる事情はさまざまです。介護施設として、方針に沿ったサービスを提供できるように環境を整える必要があります。介護施設のリフォームを検討する際は、まず介護の方針を明確にしましょう。
設備の基準
介護施設においては法令等で設置が義務付けられている設備や部屋もあり、それぞれ細かな要件が定められています。また、施設の形態や自治体が定めている決まりによっても内容が変わることがあることにも注意が必要です。
空き物件を介護施設にする
近年では空き家が増えている影響もあり、空き家を介護施設にリフォームするケースも多くなっています。対象となる物件は築20~30年でデイサービスの場合、改修費用は100万円以下に抑えられる場合が多いです。
介護施設のリフォームに掛かる費用
介護施設のリフォームは、施設規模やリフォームの規模によって費用が異なります。大規模なリフォームの場合は1億円以上かかる場合もあります。浴室のリフォームは50~100万円、引き戸の扉に変更する場合は5~8万円、手すりの設置は3~5万円くらいが目安です。
介護施設のリフォームに使える補助金・助成金
介護施設のリフォームには多くの費用がかかりますが、補助金や助成金を使うことでコストを抑えることも可能です。
例えば、介護施設における防災・減災対策を推進するための制度である。地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金などが介護施設のリフォームに使用できる補助金となります。
ただし、自治体や介護施設の規模によって補助金が異なるため、該当する自治体の情報の確認も必要になります。また、自治体と協議する必要もあるため時間が掛かることもあります。
介護施設のリフォームも作新建装にお任せ!
介護施設のリフォームに限りませんが、業者の選び方で重要なのは実績と提案力、そして費用です。
中でも実績は選ぶ上で特に重要なポイントとなります。先程も触れましたが、介護施設のリフォームには介護施設特有の設備や動線、法令等の専門性の高い知識が必要になります。補助金等の活用も考えているのであればなおのこと重要です。
提案力や費用の設定も各リフォーム業者の腕の見せ所です。機能性重視や価格重視、内装や外装といった専門性で勝負する業者もあれば総合的なプランを提案する業者もあります。
どの業者がいいかというよりは、その施設の方針や現状に合った業者を探すことが納得のいく良いリフォームに繋がると思います。
作新建装では塗装や防水と言った外装も、内装や水まわりといったリフォームも、駐車場やお庭などのエクステリアも全て専門のスタッフが対応致します。
施設を運営する方はもちろん、そこに住まう方々に最適な提案をさせていただきます。