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外装リフォームの教科書

目次

外装リフォーム 成功マニュアル① ~はじめに~

外装リフォームを考え始めた人へ

外装リフォームによる効果と目的

厳しい外的環境にさらされるため、時間の経過とともに必ず劣化してしまう外装。

ここではなぜ外装リフォームが必要なのかを押さえておきましょう。

美観を保つこと・外装の保護で我が家を長く住めるようにする

 

美観

キレイな外観を保って

愛着のある我が家に

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新築のように美しい外観を取り戻した

り、色を変えてイメージを変更すること

もできるリフォーム。家の第一印象を決

める場所だからこそ、こだわりたいですね。

 

外壁や屋根は家の顔

 ・いつも見えている

 ・家の印象を決める

常にきれいに保ちたい。

 

 

 

外装保護

紫外線や雨などの環境から

大切な家を守る役割も

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外壁や屋根は、紫外線や雨風にさらさ

れているため、徐々に傷んでくるもの。

きちんと補修することは、美観だけでな

く健康的な家を保つためにも必要です。

 

毎日の天候や季節の寒暖から

私たちを守っている

 ↓

定期的に新しい塗膜層をつくり家を日差し・風雨から守る

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まとめ 外装リフォームの目的は、見た目の美しさをよみがえらせる美観と

    家を守るための保護。愛着を持ち、長く暮らし続けるために欠かせません。

 

 

 

 

 

 

コラム 塗料の成分と劣化のメカニズム

 

塗料を構成する4つの成分

配分量の違いで耐久性も変化

塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶剤」の4つの成分で構成される。この4つが絡

み合うことで、家を紫外線や雨から守る「塗膜」になります。成分の配分量の違い

で価格や耐久性も変化。一般的に、樹脂が多い塗料ほど高価になりますが、その

分、耐久性も高くなります。塗料は安いだけで選ばないこと。耐久性が低く、す

ぐに塗り替えが必要になる可能性があります。

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顔料           

顔料は、それ自体が色を持つ粉末個体で、主に塗料の色彩などを形

づくる成分。顔料そのものが私たちの目に塗膜として見えている。

 

樹脂

塗料の主成分である顔料だけでは塗膜として機能しません。

樹脂は、顔料を膜として強固に密着させる働きを持つ。

また、樹脂の種類によって耐久性や性能も決まります。

 

溶剤

シンナーや水など、樹脂を溶かしたり、薄めたりするための

透明な液体。塗料を適正な粘度に調整したり、塗面の仕上がりを

よくするために使用します。

 

添加剤

防藻、防カビ、低汚染、抗菌など、塗料の機能を向上させる補助薬品。

塗装の目的とする機能や用途に応じて、必要な添加剤を少量だけ混ぜ

合わせます。

 

 

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塗料の劣化を引き起こす

最大の原因は太陽光の紫外線

気温や酸性雨など、塗料を劣化させる要因はいろいろあ

りますが、最も大きな原因は太陽の紫外線。紫外線は塗

料を塗った表面の0.1mm程度まで浸透し劣化させます。

塗料が劣化すると、顔料を結合している樹脂層も劣化し

顔料の離脱が生じてきます。この現象をチョーキングと

いい、触ると白い粉が付く現象です。劣化の度合いは塗

膜の成分によって異なります。

 

まとめ

塗料用樹脂の結合は、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、

フッ素樹脂系の順で高くなり、耐光性も大きくなる。

 

外装リフォーム 成功マニュアル②~傷・劣化のチェックポイント~

わが家の外壁はどんな素材でできている?

外装の修繕時期を知る 外壁編

外壁の資材は種類豊富。まずは、家の外壁に使用されている

素材の性質を理解することからスタートしましょう。

 

金属サイディングボード

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スチールやアルミニウムなどの金属鋼板のこと。

デザイン性・耐久性に優れた表面材(金属板)と

断熱性・防火性に優れた裏打ち材によって形成さ

れ、軽くて耐久性に優れる。美観維持、防カビン

のために10~15年で要再塗装。塗膜を傷めて

しまった場合はすぐに処置が必要です。

塗装目安10~15年

 

こんな症状に注意

赤サビ

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表面材の塗膜が傷ついてしまったところから発生

する「赤サビ」。表面は特殊なメッキ加工がされ

ていますがが、中身は鉄の板のようなもので錆び

てしまいます。外壁にものをぶつけないように注

意が必要。

 

 

 

窯業系サイディングボード

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セメント質と繊維質を主な原料として板状に形成

した素材。タイル目、レンガ調などデザインが豊

富で最近よく使用されています。基材は吸水性が

あり、防水機能は塗膜に頼っているため、塗膜の

劣化を放置すると建物の構造に大きなダメージを

与える可能性も。

塗装目安7~8年

 

こんな症状に注意

シーリングの劣化

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サイディングの場合、目地のシーリングがひび割れ

したり痩せて空間が空く

【そのほか】ボードの反り、チョーキング、紫外線

による褪色、爆裂(寒冷地)など

 

 

 

モルタル

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セメントと石灰や砂を混ぜて水で練った素材。

施工が容易でコストが安いため、新築時の最も

ポピュラーな吹き付け仕上げ剤として使用され

ていました。強度が強く耐火性に優れますが、

防水性能が低くなると急激に劣化が進み、ヒビ

割れが発生します。

塗装目安10~15年

 

こんな症状に注意

モルタルの剥離

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塗装した膜が膨れたりする症状。劣化による付着力の低下が原因

 

カビ・コケの発生

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外壁のコケを放置するとカビに。外壁の劣化や汚れを付着させる原因になります

 

 

 

 

ALC

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コンクリートを軽量気泡化した外壁材。断熱性、耐火性、

耐久性に優れ、マンションなどに多くみられます。塗装が

化したままだと防水性が乏しいため、内部からボロボロ

に。手遅れになると、下地補修からの復旧が必要となるの

で早めの再塗装が重要。

塗装目安10~15年

 

こんな症状に注意

チョーキング

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外壁を手でこすると白い粉が付く症状。顔料が劣化して粉状になります

 

紫外線による褪色

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日当たりのよい個所を見ると当初の外壁色が変褪色している症状

 

 

 

 

コンクリート壁

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水とセメント、砂、砂利を混ぜたコンクリートは、最も強度

のある外壁材。しかし、経年劣化で防水効果が劣化すると、

コンクリートの内部に水がしみ込み、専門的な改修が必要と

なるケースがあるので注意しましょう。

塗装目安10~15年

 

こんな症状に注意

クラック

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塗膜の効果や下地素材(躯体)が割れて起こる大小のヒビ割れのこと

 

鉄筋爆裂

クラックや打ち継ぎ目地などから雨水、炭酸ガスなどが侵入して、

中性化が進行。内部の鉄筋を腐食して爆裂を発生させます。

 

 

 

 

トタン張り

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外壁に使用されているトタンは、「プリント」と言われる

木目調の塗装をされたものが多く、築30年以上の建物に

多く使用されています。金属素材のため、防水性が抜群で

耐久性にも優れているのが特徴。現在は外壁に使用される

ことはほとんどありません。

塗装目安7~8年

 

こんな症状に注意

反り

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チョーキングにより、水をはじかず吸収したボードが表面から乾いて反る現象

 

白サビ

海の近くや、高温多湿な状況下で起きやすい現象で、白い斑点が外壁に表れる。

これは、トタンの表面メッキに含まれる亜鉛が酸化して表面に出てきたもの。

かなり美観が損なわれるので注意したい。定期的に水などで洗い流すと

防止策になります。

 

 

 

 

 

羽目板

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木材は乾燥収縮等が起こり、割れが生じる可能性がある

ため、厚みのある材料を使用することが大切。板の重ね

部分が不十分だとつなぎ目から雨水が入り込むこともあ

り、外壁の変化を注視しながら、しっかりとしたメンテ

ナンスが必要になります。

塗装目安10~15年

 

こんな症状に注意

変色

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屋外の木材は、紫外線と雨によりシルバーグレーに変色します

 

腐食

木材は微生物の餌となる成分で構成されるため、水分、温度、

酸素の条件が揃えば、木材腐朽菌やカビなどが繁殖して生物汚

染が生じる。寒さや直射日光に強い担子菌が原因で、乾漆の変

化が激しい場所や寒暖差の大きい場所でもよく生育・繁殖します。

 

 

 

 

 

必ずプロに診断してもらおう!

「症状が出てきたので、時期なのかな」と思ったら、まずは近くのリフォーム会社へ。

屋根・外壁・付帯部をしっかり時間をかけて診断してもらおう。できるだけ一緒に確認し、

気になっている部分などを伝える。また、屋根は目視では、届かないところだからこそ

重要。素材の劣化状況・割れなどを外装リフォームのプロに点検してもらおう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外壁と屋根の同時リフォームで耐久性アップ

外装の修繕時期を知る 屋根編

外壁と同時に、直射日光や雨風にさらされている屋根。

劣化に気が付きにくい分、早めの対応が必要だ。

 

スレート系(カラーベスト)

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代表的な屋根のひとつで、伊資質の薄い板を使用。劣化すると表面の割れや反り、

屋根面の接合部の下地の腐食、板金を止めている釘の浮きが起こり始める。

10年以上経つと汚れやコケが付いたり、色あせも目立つようになるので、

内部に腐食がないか点検をしてもらおう。

点検目安7~8年

 

こんな症状に注意

色あせ

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スレート系屋根材の色あせは赤信号。天井裏の雨染みは屋根が傷んでいる証拠。

 

割れ

色あせがさらに劣化するとヒビ割れや破損につながることがある。

コケやカビが生えている屋根をよく目にするが、これが割れの原因に。

スレート屋根材の劣化を放置し、そこに力が加わると割れて雨漏りが発生する。

 

セメント系

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セメント瓦と、セメントと川砂を1対2~3の割合で混ぜたモルタルを、

型に入れて形成し塗装したもの。紫外線・風雨・温度変化などで塗膜の劣化が

進行すると、素材のセメントの劣化も早くなるので、もろくなる前に

定期的なメンテナンスをおすすめする。

点検目安10~15年

 

こんな症状に注意

色あせ

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セメント系の屋根材は色あせを起こすため、定期的な塗装が必要。

 

ズレ

瓦がずれていると、建物の中に雨水が侵入しやすい。放置すると躯体を傷め、

建物の寿命を縮めてしまう。

 

割れ

塗膜が剥がれ表面に骨材が現れた状態は、もろく少しの力で割れてしまう。

ここが雨漏りの原因に。

 

 

 

粘土系(瓦)

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寿命が長く、色落ちがほとんどない粘土瓦。

汚れがひどい場合は洗うか、部分的に交換するかを検討する。

ズレや浮きがあれば、瓦を固定している

屋根面の接合部の漆喰が崩れている可能性あり。

コケや雑草を放置すると根から雨水を屋根に引き込む原因になる。

点検目安20~30年

 

こんな症状に注意

ヒビ・コケ

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瓦の表面に細かいヒビが入った現象を貫入という。小さなものは問題ない。

 

ズレ

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漆喰が剥がれ、瓦が固定されていない。

少しの衝撃で瓦が落ちる危険な状態。

 

 

 

金属系(銅板)

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さびにくい金属として古くから使われている、

最も安くて経済的な屋根材。

銅は緑青(ろくしょう)が出て、緑色に変色すれば、

それ以降長期にわたって使用できる。

接する素材との組み合わせで劣化が早くなると言われているので注意が必要。

点検目安10~20年

 

こんな症状に注意

サビ

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一度さびてしまうと、健全な部分にもサビが浸食。

最後は穴が開いてしまう。

 

浮き

劣化すると板金を止めている久木野浮きや屋根材の割れ、粗利が起こる。

浮きを放置すると水分が浸み込む。台風や強風の後は、浮き上がったり

ガタついているところがないか、しっかりと点検してもらおう。

 

 

 

 

 

症状や対処法がさまざまな付帯部を知る

外装の修繕時期を知る 付帯部編

屋根や外壁と同じく紫外線や雨風にさらされている「雨どい」や

「ベランダ」などの付帯部のメンテナンスもお忘れなく。

 

雨どい

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一般的に普及している雨どいはほとんどが塩化ビニール樹脂製か、

少し耐久性を上げた合成樹脂製で、耐久年数はおよそ20年。

雨どいの外側に塗装を行うことで美観性の向上や保護ができる。

その場合、ケレン作業を行い、密着性を高めた上で

弱溶剤系塗料を2回塗装する。

塗装目安10~15年

 

こんな症状に注意

剥がれ

経年劣化により塗装が剥げ、粉をふいたような状態になる。

雨どいの外側に塗装を行うことで美観性の向上や保護ができる。

雨どいの内側は塗装ができないため、劣化した場合は交換が必要となる。

 

詰まり

草やゴミがたまると詰まる。ゴミ詰まりが起きる場所は、

屋根から落ちた雨水が集まる集水器が最も多い。

 

歪み

歪みや割れは塗装で解決できない。雨を受ける機能を

発揮しなくなったときは、交換を行う必要がある。

 

 

 

ベランダ

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バルコニーやベランダ、屋上は雨が直接入るため、

雨漏りや老朽化が起きやすい場所。塗料を塗ることで保護効果はあるが、

防水効果までは期待できない。これらの場所には、

美観性より防水機能を備える必要がある。施工するなら、費用対効果の高い

FRP防水がおすすめ。

塗装目安7~8年

 

こんな症状に注意

剥がれ

表面のグレーの塗料は、トップコートや保護塗料と呼ばれ、

FRP防水層を守るためのもの。

塗膜のヒビ割れや剥がれによって、すぐに雨漏りすることはない。

ただし、FRP防水層自体が割れてしまった場合は水が入り込む恐れがある。

 

詰まり

ベランダの排水溝廻りを放っておくと、砂埃や枯葉などが詰まる原因に。

定期的にゴミなどを取り除く必要がある。落ち葉などを取り除いた後は、

一度バケツやホースなどで水を流し、細かい汚れも取り除いておこう。

 

 

 

鉄部

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トタンや鉄骨、庇などの鉄部を塗り替える際に行われるケレン作業。

ケレンとは、サンドペーパーや電動工具で、汚れやサビを落とす作業のこと。

ケレンが不十分だと、塗料がうまく密着せず、

後で塗装が剥がれてしまうこともある。ケレンが済んだら、

さび止め塗料を塗るのが基本。

塗装目安10~15年

 

こんな症状に注意

サビ

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鉄部は外壁よりも耐久寿命が短く、放っておくと

どんどん腐食が進行するので、劣化の初期段階で塗装が必要。

 

破損

鉄部のサビが進行し、破損を起こしてしまうと美観を損ねるだけでなく、

強度や安全性も低下する。事故につながる恐れもあるため、早急な対応が必要だ。

 

 

木部

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他の部材に比べると劣化が早い木部。外部に面している木部は、

定期的な塗り替えが必要だ。施工は、汚れや塗膜をサンドペーパーなどで

削り落とした後、木材保護塗料を塗布。防腐剤が入り木目も残る

「キシラデコール」や既存の木目を完全に隠す

「ガードラックアクア」などの塗料がある。

塗装目安10~15年

 

こんな症状に注意

剥がれ

木の性質は、水分を吸ったり出したりしながら収縮する。

そのため、他の部位に比べて劣化が早い。塗料の剥がれは劣化のサイン。

美観性だけでなく木部自体の保護のために、

定期的なメンテナンス(塗装)を行おう。

 

腐食

湿気や雨水が腐食の原因に。また、紫外線などのダメージを繰り返し受けることも

腐食につながる。症状が進行すると住まいが内部から腐ってしまい、場所によっては

シロアリの原因にもなってしまうので注意が必要だ。

 

 

 

 

外装リフォーム 成功マニュアル③~劣化の状況を知る~

 

わが家の劣化は現状どのくらい進んでるのか?

塗膜の劣化サイクルと最適な塗り替え時期

どの時点でリフォームを検討するべきなのか。

ここでは、図を使って劣化の進み方を紹介しよう。

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艶がある

 

 

太陽に当たると美しく発色している状態。

 

 

艶が落ちてくる  

 

 

新築時の艶やかさはなくなっているが、防水効果はある。

 

変色

 

色味が変わり、くすんだ印象を受けるようになる。 

 

 

チョーキング

 

 

触ると白い粉が付く。防水効果が切れてきたサイン。

 

 

ヒビ割れ

 

 

雨水が入り込んで、下地が傷んでくる。補修が必要。

 

 

 

剥がれ

 

 

 

外壁材自体が外部にさらされ、急激な劣化につながる。

耐候性外における自然環境(紫外線、雨風、温度変化など)に対する耐久性のこと。

 

 

 

 

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変色

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なぜチョーキングのタイミング?

塗料の防水効果がなくなったときに

現れるのがチョーキング。

築年数に関係なく、防水効果が

なくなったまま放置しておくのは危険。

 

 

 

 

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なぜヒビ割れのタイミング?

ヒビ割れを放置すると、

建物内部の構造部分にまで雨水などが侵入。

内部の鉄筋に腐食が起き、

建物全体の強度が低下する。

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剥がれ

 

 

 

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放っておくとこんなことに・・・

 

水分が家の中に浸透。家を支える土台は木でできているので、湿気がたまり腐ってしまう可能性も。防水効果が落ちると、家屋全体に悪影響を及ぼしてしまう。

 

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外装リフォーム成功マニュアル④~日なたと日陰の違い~

 

同じ家でも劣化の速度は場所によってさまざま

日なたと日陰で症状が違う

外壁や屋根の劣化は、立地条件や環境によって変化する。

年数よりも、症状をよく見て、塗装が必要が否かを判断するべき。

 

 

 

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南側

日射によるヒビ割れが起きやすい

特に紫外線の影響を受けやすい南側。

色あせ、チョーキングの順に劣化が始まる。

チョーキングは防水性が失われているサイン。

建物内部へ雨水がしみ込む可能性がある。

また、サイディングのつなぎ目である

シーリングにもヒビ割れが生じるため

注意しよう。

 

適した施工

・劣化が進んだ既存塗膜は剥がれの原因となる。

高圧洗浄で洗い落としてから、塗装しよう。

・既存のシーリングや目地内のホコリなどをしっかり取り除き、

 新しいシーリングに打ち替える。

 

 

 

 

 

 

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北側

湿気が多いためカビや藻に注意

日の当たらない北側は、コケや藻が発生し

やすい場所。塗膜の劣化により外壁の防水

性が低下すると、壁の表面にコケや藻が発

生する。外壁や屋根を直接傷める原因では

ないが、他の場所よりも多く水分を浴びて

いるため、塗膜も劣化しやすいといえる。

 

適した施工

・コケや藻に効果的なのは、塗装前のバイオ洗浄。バイオ洗浄で殺菌し、

 塗装面をきれいにしてから塗装する。

・数年経つと再びコケや藻が発生する可能性があるので、

塗料は「防コケ・防藻・防カビ」性能があるものを選択。

 

 

 

 

まとめ

同じ家でも、日なたと日陰では異なる症状が出る。点検するときには、

外壁の一面だけを見るのではなく、建物全体をチェックすることが大切。

 

外装リフォーム成功マニュアル⑤~全体の流れを把握しよう~

現場調査、契約、工事開始、完了までの注意点

外装リフォームのスタートからゴールまで

ここでは外装リフォームのスタートからゴールまでの流れを紹介。

各ステップのポイントもチェックしよう。

 

ステップ1 自己点検

外装は、気付かないうちに塗料が剥がれていたり、屋

根が傷んでいたりするもの。年に一度は自宅の自己点

を行おう。早めのチェックは、必要な修理やリフォ

ムにかかる経費を抑えるためにも重要だ。

 

ステップ2 会社選び

信頼できる会社を選べるかがリフォーム成功の大きな

カギ。じっくり話を聞いてくれる営業マンと話し合い

を重ねよう。ご近所での評判も参考に。また、地元の

会社ならアフターフォローの面でも安心できる。

 

ステップ3 現場調査

現場調査は、リフォーム会社の担当者と一緒に確認し

ておくと、報告書を見たときに症状や提案内容を理解

しやすい。現場調査なくして、正確なリフォーム提案

と見積りはできないことを覚えておこう。

 

ステップ4 見積もり

注意すべきは、使用する塗料のランクや具体的にどこ

までの工事が含まれるかなどの詳細が分からない「一

式見積り」。契約前には、必ず具体的なリフォーム内

容や支払い方法などを確認する必要がある。

 

ステップ5 契約

契約書では「工事名、場所、期間、契約金額、支払い

条件、正式な見積書、保証内容」を確認。また、支払

いは工事開始前と工事完了後にするのが一般的だが、

会社によって異なるので、契約時に確認しよう。

 

ステップ6 工事前

工事の直前には、家の周囲の整理や植栽の移動、工事

の足場スペース、業者車両の駐車場の確保など、担当

者と事前に打ち合わせをしておこう。施工会社が同行

する、ご近所への挨拶回りも忘れずに。

 

ステップ7 完成

工事が完了したら、契約通りのリフォームができてい

るかを自分の目で確認。トラブルが起きないように、

必ず担当者に立ち会ってもらおう。確認出来たら残り

の支払いを済ませよう。

 

ステップ8 アフター

リフォームの効果を保つためにも、定期的なメンテナ

ンスが不可欠。特に、保証期間内のアフターフォロー

について、よく確認しておこう。塗りムラなどが見つ

かった場合などは、至急会社に連絡を。

 

外装リフォーム成功マニュアル⑥~外壁塗装の施工工程~

一つひとつの作業に重要な意味がある

外壁塗装の正しい施工工程

どんなに優れた塗料も、正しく作業しなければその性能を発揮できない。

ここでは、正しい施工工程を女性のお化粧に例えてわかりやすく解説。

 

 

 

◆準備

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ドレッサー

まずは必要なものを、整理しながら

しっかり準備

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養生

安全確保のため、まずは

足場を組む。施錠水や塗料の

飛散防止のため、メッシュ

ネットなどで覆う

 

CHECK POINT

汚さないためにカバーできているか

「養生」とは、シートを敷いたりビニールを貼ったりして、

塗装しない部分を覆うこと。ローラー塗りでも細かい箇所以

外を汚さないために行う。

 

 

 

 

 

 

◆洗浄

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洗顔

石鹸で汚れを浮かし、

きれいな水で洗い流す

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高圧洗浄

汚れを洗い流す。大切な

下地処理の一部で、ここが

不十分だと塗り替え後、

剥がれなどの原因に

 

CHECK POINT

ベースをキレイに洗って傷を丁寧に補修する

ベース=外壁材がきれいになっていないと、何を塗っても剥

がれてしまう。まずは、汚れを落とし、水で洗い流してきれ

いにする。傷はそれぞれにあった方法で補修。

 

 

 

 

 

 

 

下地処理

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化粧水

皮膚を保護して、肌の調子を整える

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下地補修

ヒビ割れのシーリング処理や

剥がれた塗料の除去、錆止めの

塗布などを行い、下地を調整

 

 

CHECK POINT

塗料を塗る前の下準備が大切

壁面のホコリやゴミ、サビ、浮き上がった古い塗膜などを

取り除くケレン作業。サンドペーパーや電動工具などを使

って行い、上塗り塗料の密着を高める役割を担う。

 

 

 

 

 

塗装

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保湿クリーム

肌と化粧品が密着するよう、

肌の表面を滑らかに

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下塗り

素材と塗料の密着をよく

するために行う作業。本塗装の

発色も良くする

 

 

CHECK POINT

長持ちの秘訣は丁寧で適切な下地補修

ヒビ割れや欠損を処理する下地補修は、時に塗装作業より

時間がかかることもある。適切な処理がリフォーム後のキ

レイを持続する秘訣。

 

 

 

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化粧下地

ベースになる色味を、整った肌に

塗っていく

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仕上げ塗料①

下塗りと上塗りの中間に

塗りつける層。

 

 

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ファンデーション

一番人目に触れる部分。

仕上げは丁寧に

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仕上げ塗料②

中塗りと同じものを塗り、

塗りムラや厚みを付けることで

機能性を高める。2度塗りで

耐久性を確保

 

 

 

CHECK POINT

何回塗装するのかを事前にしっかりと確認

塗り残しやムラを作らないためには、数回に分けた丁寧な

塗装が必要。見積もりの段階で、何回塗るのかを確認し、

明文化しておくと安心だ。

 

 

 

 

 

 

付帯部の塗装

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口紅・アイメイク

印象が変わるポイント。

急いでいるとおろそかに

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付帯部分

外壁・屋根以外の雨どいや

通気口、鼻隠し、破風など、

付帯部の施工も忘れずに

 

 

 

 

 

 

 

確認

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鏡チェック

ムラがないか、きれいに

仕上がったかをチェック

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点検・養生解体

仕様書と照らし合わせながら、

仕上がりを確認。施工不備が

ないか、思った通りに仕上がった

かをチェック

 

 

施工期間はおよそ2~3週間

 

 

 

 

 

工事中の心得7カ条

    作業時間は8001800

    お茶出しは特にしなくてよし

    気になることはすべて伝えるべし

    ペットや植栽など大切なモノはよけるべし

    洗濯物は片づけるべし

    後片付けできているかチェックすべし

    変更点は口約束でなく、書面で残すべし

 

工事か始まると塗装職人や板金職人など、様々な人が家を出入りする。

工事をスムーズに進めてもらうためにも、外まわりは整理整頓してお

こう。また、リフォームには予測できないことが起こることもしばし

ば。トラブルを回避するためにも、変更点があった場合は口頭確認で

はなく、書面を交わしておくと安心だ。

 

 

 

 

外装リフォーム成功マニュアル⑦~正しい洗浄方法~

 

 

塗料だけでなく下地処理にもこだわりを

塗装を長持ちさせる秘訣は洗浄にあり

さまざまな要因で汚れている外壁。こうした汚れを完全に落とさないまま塗装すると、

どんなことが起こるのか。塗装を長持ちさせるために欠かせない「洗浄」について学んでおこう。

 

 

 

 

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洗浄せずに塗装すると塗料は1~2年で剥げる!?

外壁塗装で最も重要な工程が下地処理。その一つに

高圧洗浄がある。強い圧力によって噴射される水で、

剥がれかけの塗料や藻、コケ、汚れなどを洗い落す。

メリットは塗装する際に、塗料をより外壁材に密着

させることができ、塗料が長持ちする点。しかし、

洗浄は目で見て分かりにくいため、いい加減に洗浄

したり、洗浄後にしっかりと乾燥しないまま塗装す

るとさまざまな不具合が起きてくる。洗浄が不十分

だと数年で塗装が剥がれてしまうこともあるので注

意しよう。

 

 

 

 

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根深いカビやコケにはバイオ高圧洗浄が効果的

外まわりの汚れは、カビやコケなどの雑菌によるも

のが7割を占める。これには、根こそぎ洗い落とす

バイオ高圧洗浄が効果的だ。木材、石材、タイルな

どあらゆる素材に使用でき、通常の高圧洗浄では落

としきれない0.01mmにも満たないピンホール(穴)

に潜んでいるカビや藻、旧塗料などを徹底的に落と

すことができる。しっかり汚れを落とすことで塗料

の密着性が上がり、塗料の性能が格段に長持ちする。

また、殺菌消毒作用により、美観が継続するメリット

もある。

 

 

 

 

まとめ

洗浄が不十分だと、性能のいい塗料を塗っても、数年で剥がれたり

機能を発揮できなかったりする。塗料だけでなく、下地処理にもこだわろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆部位別実例

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ブロック塀

ブロック塀の汚れを塗装

前に徹底的に除去。カビを

根こそぎ落として、カ

ビの再発生を防ぐ

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木部

木の羽目板や下見板は吸

性があるのでカビが発生

やすい。洗浄すると真っ白に

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屋根

カビやコケの根が奥まで

こびりついているスレー

ト系屋根材にはバイオ

高圧洗浄が効果的

 

 

◆バイオ高圧洗浄の施工手順

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Step1材料の準備

高圧洗浄機、大きめの

バケツや桶が2つ、ゴ

ムホースなどを用意

 

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Step2養生

照明や電気機器など

濡らしてはいけない部

分をビニールで養生

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Step3水養生

洗剤が浸透しやすいよ

うに、洗浄面を水でた

っぷりと濡らす

 

 

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Step4洗剤散布

洗浄面全体に洗剤を

散布。汚れに応じて洗

剤の希釈割合を変える

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Step5水洗い

洗剤散布後5~10分

反応させてから水で一

気に洗い流す

 

 

 

 

飛散する可能性があるため、作業を行う前に近隣の方にご挨拶を。

工期は半日~1

 

 

 

◆建材別の洗浄方法

●モルタル

カビの根が塗装内部まで入り込んで

ると除去しきれないことも。無理に

高圧洗浄で取ろうとすると、塗膜が

剥がれたり削れたりすることもある

ので注意

 

 

サイディング

チョーキングが激しい場合は、粉を水

洗いで落とさないと塗料が剥げる要因

に。これは、チョーキングがブロック

して塗料が密着していないのが原因

 

 

鉄部

外壁以外にも、アルミサッシなどにカ

ビがこびりついていることも珍しくな

い。高圧洗浄できれいになるので、外

壁と一緒に洗浄してもらおう

 

 

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外装リフォーム成功マニュアル⑧~正しい下地処理~

 

 

補修なくして成功なし!

傷んだ下地は補修してから塗装するべし

長時間、紫外線や雨風にされされる外壁は経年劣化が避けられない。

外壁の場合、その劣化を見逃さず、適切な処理をしてから塗装することが重要。

劣化の程度や素材によって異なる、補修方法を整理しておこう。

 

 

 

 

モルタル編

モルタルは経年劣化によるクラックが発生する資材

モルタルは、水を使って砕石と砂を合わせ、乾燥させて作られ

るため、モルタル自体の収縮や構造木材の乾燥収縮などによっ

て、表面に微細なクラックが発生しやすい資材である。特に日

がよく当たる建物の壁など面積の大きい面では、乾燥収縮によ

る亀裂を防ぐことは難しい。また、夏の建物の膨張と冬の収縮

を繰り返して大きくなったクラックから雨水が侵入すると、鉄

筋全体の体力がむしばまれてしまう結果に。

 

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小さなヘアークラックは「刷り込み」による補修で解決

 

ヘアークラックとは、髪の毛ほどの幅(0.20.3㎜以下が

目安)の細くて浅いヒビ割れのこと。小さなヘアークラッ

クでも補修は必須。塗装だけではその場しのぎになってし

まい、数年もするとクラックの跡がでてきてしまう。ヘア

ークラックを補修する場合は、下塗り材による「刷り込み

」工程が必要。微弾性フィラーやセメントフィラーなどの

下塗り材を、ラスターなどの硬い刷毛を使ってクラックの

中に刷り込んで補修する。

 

 

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危険度の高い構造クラックはプライマー+シーリングで補修

幅が0.3㎜以上で、深さが5㎜以上ある大きなクラックを

「構造クラック」という。放置すると基礎の強度が低下し、

建物を支えられなくなる危険も。構造クラックの場合、微

細な地震などの要因でヒビが動くことがあるため、まずは

弾力性の高いシーリング材でヒビを埋めることが大切だ。

手順は、シーリングが十分充填されるよう、クラックを工

具でV字にカット。そこにプライマーを塗布してシーリン

グ材を充填する。

 

 

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サイディング編

塗料の高性能化に合わせてシーリング材も進化

 

サイディングは、つなぎ目にシーリング材を使用している場合

が多く、10年も経つと劣化しシーリングがヒビ割れてくる。劣

化の目安は、隙間がでてきていたり、押さえてみて弾力のない

状態であるとき。使用環境によって異なるが、10年ほどで改修

を行う必要があるだろう。近年では、高性能塗料の登場に伴っ

て、シーリング材の性能も高耐久にグレードアップしている。

塗料に合わせて、シーリングも高耐久性なものにしたい。

 

 

 

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シーリング材とは

 

シーリング材とは建物の防水性や気密性を保持するために、

継ぎ目や隙間に充填する材料。シーリングが劣化すると雨水

が壁の中に入り込み、劣化を加速させる可能性もある。高耐

久塗料とシーリング材はセットで考えなければならない。

 

 

 

 

■シーリングの劣化進行度

劣化の度合い

 

軽度

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硬化

劣化の進行度が最も軽い状態。触る

と弾力がなく、硬くなっている

中度

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亀裂

劣化が中度まで進んだ状態。雨漏りが

発生することも

 

重度

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剥がれ・隙間

シーリングが剥がれると劣化も重度。

隙間から雨水が建物内に入り込む

最終

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完全な剥離

劣化の最終段階まで進むと、完全に

シーリング材がなくなってしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

■シーリング施工の流れ

放置すると建物本体の劣化も加速させる

シーリング材の劣化。施工の流れを簡単

に説明するので頭に入れておこう。

 

既存

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雨風、紫外線などにより

劣化しているシーリング部分

1.切り取り

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既存の目地内部のシー

リング材をカッターな

どで取り除く

2.除去

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取りやすくなった古い

シーリング材をラジオ

ペンチなどで除去

 

 

 

3.プライマー塗布、養生、充填

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シーリングを充填する

部分に沿って養生テープを張る

4.乾燥

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シーリング用のヘラで

押さえながら仕上げる

完了

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養生テープを剥がして

施工が終了

 

 

 

「増し打ち」ではなく「打ち替え」がおすすめ

基本的にはしっかり密着し、雨漏りを防ぐことにつながる「打ち替え」がよいとされている。

既存の上に新しいものを充填する「増し打ち」は、打ち替えよりも施工の手間がかからないの

で安価だが、性能性が確保できるかは保証できないので注意が必要だ。

 

外壁リフォーム成功マニュアル⑨ ~正しい塗装方法~

 

 

3回塗って耐久性アップ!

塗装の鉄則は「3回塗り」

外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本。

どれも塗装後の美観や耐久性を左右する重要な工程といえる。

それぞれの工程の役割ち必要性を知っておこう。

 

 

 

 

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塗り残し防止や耐久性を上げるために

下塗りは上塗りを長持ちさせ、きれいに仕上げるために必

要不可欠。上塗り材は耐候性、低汚染性、防カビ、防藻性

などの機能を持つが密着性に欠けるため、接着剤のような

役割を持つ下塗り材が必要となる。中塗りと上塗りでは同

じ塗料を使用。人の手で行う塗装には限界があり、1回の

上塗りでは、かすれや薄い部分が出てきてしまう。2回目

の上塗りを行うことで、完全な外壁・屋根塗装に仕上げる

ことができるのだ。「3回塗り」は耐久性も面でも美観の

面でも必要な作業だといえる。

 

 

 

 

 

■下塗り塗料の種類と特徴

下塗り材にも目的と用途に合わせて、豊富な種類が存在。最近では様々な機能を備えた微弾性フィラーが主流で使用されている

 

□プライマー

上塗りとの密着効果を高める接着プライマーや、鉄材などに塗るサビプライマーなど、機能に応じた種類がある

 

□シーラー

上塗り材が下地に吸い込まれてできるムラを抑えるためにシールする役目を持つ。プライマーとシーラーはほぼ同じ目的の下地調整材

 

□サーフェイサー

中間に塗ると、サンドペーパーなどで平坦化する作業を軽減。上塗り塗料の重ね塗りもできる

 

□フィラー

下地の凹凸やヘアークラックなどを補修する場合に使用

 

□微弾性フィラー

最近主流の下塗り材。通常のフィラーよりも膜厚を付けることが可能。水性で環境に優しく、

クラック補修もできる

 

 

 

 

 

 

 

■3回塗りの工程

塗膜の厚みを十分に確保し、長期にわたって美しい外観や性能を保持するためには、

下塗りと中塗り、上塗りに分けて施工する3回塗りを知っておこう。

 

 

 

 

下塗り

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既存塗膜や下地の状況に応じて

下塗り材を選定して塗装

中塗り

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長く美観や機能性を保持するために、

塗膜の厚みを十分確保する

上塗り

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事前打ち合わせで決められた色の

塗料を塗装して完成

 

 

 

外装リフォーム成功マニュアル⑩ ~屋根対策~

 

リフォームの死角になりがちな屋根

雨漏り対策の肝・屋根を守る

リフォームをするときに、意外と忘れられてしまうのが屋根。

建物の中で最も過酷な環境にさらされている屋根こそメンテナンスが必要だ。

 

外壁よりも過酷な環境:屋根は家を守る大切な場所

 

目の届かない屋根こそ定期的なメンテナンスを

壁の傷みや設備の不具合には気づいても、屋根までは目が行き届かないもの。

屋根は、紫外線や熱、雨風を直接受ける過酷な環境に常にさらされるため、家

の中でも最も傷みやすい場所のひとつだ。屋根の劣化が原因で構造材が腐食を

起こしてしまうケースもあるので早めのメンテナンスを心掛けよう。

 

 

屋根の主な雨漏れ原因

    家を建てたときの施工不良

施工業者の未熟な工事→築年数が浅い場合は施工してもらった業者に早めに相談しよう。

  屋根の劣化

築10数年が経ち、屋根材が劣化した個所から雨水が侵入。

  屋根の破損

台風による屋根飛散や、地震による瓦破損など損傷個所から雨水が侵入。